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受験まめ知識

2024.05.20

志望大学の決定方法

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受験・入試に関するさまざまな情報や知恵を「受験まめ知識」としてお伝えします。

 

今回は、志望大学の決定方法について河合塾OB・OG に聞いてみました。
※ロンゲストイヤー(塾生対象アンケート)より

【Q】志望大学の決定で最も重視したことは?

※上位10 項目

設置学部・学科・専攻… 22%
入試難易度… 17%
大学の知名度… 15%
入試科目・出題傾向… 5%
研究内容… 5%
地元にある… 5%
就職実績… 4%
カリキュラム… 4%
学費… 3%
学生の雰囲気… 3%

◆研究内容やカリキュラムを重視しよう!

「設置学部・学科・専攻」は当然のように重視されていますが、「入試難易度」や「大学の知名度」で志望大学を考える受験生がやはり多いですね。
しかし、大学は入学することが目的ではなく、将来の夢をかなえるためのワンステップです。
知名度や難易度だけではなく、その大学の研究内容やカリキュラムについても、できる限り詳しく調べておきましょう。

◆同じ学部名であっても研究内容はさまざま!

同じ学部・学科名でも、大学によって学べることや研究している内容が大きく異なることがあります。
多くの大学では、パンフレットやホームページなどでカリキュラムやシラバス(講義計画)、研究内容などを紹介しています。
自分の志望大学や興味を持った大学ではどんな研究ができるのか、事前にしっかりチェックしておきましょう。

◆オープンキャンパスに行ってみよう!

パンフレットやホームページで調べても、分からないことはたくさん出てくると思います。
「オープンキャンパス」に参加して体験授業を受けたり、大学の先生や先輩と直接話したりして、大学の雰囲気を「体感」することも大切です。

【Kei-Net 特派員の声…効果的な学習法・国語編】

現役大学生の「Kei-Net 特派員」へのアンケート結果から、特派員のナマの声をお伝えします。

【Q】あなたが行った効果的な国語の学習法を教えてください。

▼S.Y.特派員(慶應義塾大 文 人文社会 1年)

現代文は、論理的な意味だけでなく文章の構造にも注目することで一気にミスが減った。
古文は、主語の把握と、立ち止まらずに一度流し読みして2 周目でじっくり読むと解きやすかった。
漢文は、分からない部分は漢字の意味から熟語を連想したりすると解きやすくなる。

▼S.K.特派員(國學院大 文 史 1年)

まず、古文は共通テスト・私大ともに語句の意味を聞いてくる問いがあるので単語帳を反復して行い、単語帳になく文章の中に出てきた単語はノートにまとめ覚えられるようにした。
漢文はどの試験でも得点源になり得るので、なるべく点を落とすことのないように意味や語法を固めた。

▼R.I.特派員(東京大 理科一類 1年)

古文・漢文はとにかく単語や文法を覚えた。古典特有のニュアンスは経験を積むことによってしか理解できないと思ったので、かなりの量をやり込んだ。
現代文は文章の論理構造を明確にすることを意識した。文章表現に気をつけて、文の内容を記号化するイメージで読んでいた。

▼M.M.特派員(金沢大 医薬保健 医薬科学 1年)

現代文(論説、小説)・古文・漢文を4 日で1 周期として、夏はマーク基礎問題集、秋からは共通テストやセンターの過去問、模試の問題を回していました。
古文・漢文は特に苦手だったので、単語、句形、文法などを休み時間に見るよう心がけていました。

▼T.M.特派員(立命館大 法 法 1年)

現代文は量+添削指導。たくさんの問題に取り組み、回答を添削してもらうこと。また、共テ現代文は選択肢の文を句読点でスラッシュを入れ短く区切り、他の選択肢と照らし合わせること。これでかなり選択肢が切りやすくなる。
古典は古文単語、古文文法、漢文句法を完璧にすること。

【勇気の出ることば…受験生に贈る珠玉の名言】

大学受験に挑むあなたに、勇気の出ることばを贈ります。

一年の計は春にあり
一月の計は朔(ついたち)にあり
一日の計は鶏鳴(けいめい)にあり

毛利元就(日本・戦国大名)

朔(ついたち)……1か月の最初の日、一日
鶏鳴(けいめい)…鶏の鳴く頃、夜明け