2025.03.6
入学する大学を考えよう

第1志望校に合格していれば、入学する大学に悩む必要はありませんね。
しかしそうでない場合、合格した大学の一つへ進学するか、志望校を目指してもう1年頑張るかの選択を迫られることになります。
もちろん、「自分が勉強したいことが本当に学べるか?」「充実したキャンパスライフを送ることができるか?」の問いに対して「YES!」であれば、迷わず入学を決めればよいでしょう。
人生の最初の岐路とも言える大学進学。進学先を十分に吟味し、後悔することのない進路決定をしましょうね。
なお、国公立大学で入学手続きができるのは原則として1校のみ。前期日程の入学手続きの締切日は、中期・後期日程の合格発表日より前に設定されています。
また、前期日程で入学手続きをしてしまうと、中期・後期日程に出願(受験)していても合格対象から外されてしまいます。注意しましょう。
万全の体勢で入試本番を迎えたはずなのに、思うように実力が発揮できず悩んでいる人もいるかもしれません。
国公立大の中期・後期日程に出願している方は、まずは体調と気持ちを整え、これまでの復習など、できることに1つずつ取り組んでいきましょう。
その際、新しい参考書や問題集に取り組むよりも、これまで使用したものの復習といった、繰り返しの学習をするのがオススメです。
また、私立大では、通常1月~2月に実施する入試の後に、後期試験を導入しているところがたくさんあります。後期入試や3月入試、2期試験など名称はさまざまですが、3月末まで実施され、今からでも出願が可能なところもあります。
早々にあきらめてしまうのではなく、残っているチャンスをものにできるよう頑張りましょう。
【Kei-Net 特派員の声…大学の感想】
現役大学生の「Kei-Net 特派員」へのアンケート結果から、特派員のナマの声をお伝えします。
Kei-Net ホームページにも、たくさんの「声」を掲載していますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。
【Q】大学の感想をお聞かせください。
▼えととら特派員(東京大 文科三類 4年)
入学前に想定していた大学は、学ぶだけの場所であると思い描いていました。実際には、勉学以外にも多彩な関心に応じてアルバイト・部活動などに精を出す学生がいました。その多様性こそ大学らしさなのだと思います。
▼ゆいチョコ特派員(早稲田大 文化構想 文化構想 4年)
入学以前に思い描いていたイメージより忙しいけれど、楽しいと感じた。自己管理が求められるが、その分自由にやりたいことに打ち込め、自信につながる。たくさんの人との出会いもあるので、他の人からの受けられる刺激も多い。
▼朝妃特派員(都留文科大 教養 学校教育 3年)
オープンキャンパスに行ったときから緑が多いなぁと思っていましたが、入学してから裏山に登ったりムササビ観察に行ったりと、やはり自然が豊かだなぁと思います。都市ではなかなか味わえない季節の移り変わりを体感できて、よい場所だと思います。
▼必ズ桜咲ク特派員(信州大 医 保健 3年)
田舎の奥地だと思っていたが、意外と関東圏から来ている人も多く、それだけでなく全国各地から来ている人も多いので、さまざまな文化が入り交じっていて、人と話す度新しい経験ができます。また、留学生も多く、大学にいながら異文化交流ができます。
▼クッキー特派員(神戸大 農 生命機能科学 4年)
入学前に描いていた以上のキャンパスライフを送れています。勉強にも力を入れつつ、サークルではさまざまな人と深く関わり交友関係を広げることができました。
またアルバイトも想像していなかった職種につくこともあり、豊富な経験をすることができています。みなさんも興味を持ったことに挑戦し、充実したキャンパスライフを送ってください!
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The worst is not, So long as we can say “This is the worst.”
ウィリアム・シェイクスピア(イギリス・作家)