2024.12.6
冬休みの勉強時間

今回は、河合塾OB・OG に、冬休みの勉強時間を聞いてみました。※ロンゲストイヤー(河合塾生対象アンケート)より
【Q1】冬休みの勉強時間は1日平均どれくらいでしたか?
※授業時間を除く
※カッコの中は夏休みの勉強時間
<上位:平日/休日>
5時間以下… 16%/ 6%(17%/ 9%)
6時間 … 8%/ 4%(11%/ 5%)
7時間 … 8%/ 7%( 9%/ 8%)
8時間以上… 68%/83%(63%/78%)
<中位:平日/休日>
5時間以下… 14%/ 7%(17%/10%)
6時間 … 9%/ 5%( 8%/ 6%)
7時間 … 6%/ 5%( 9%/ 8%)
8時間以上… 71%/83%(66%/76%)
<下位:平日/休日>
5時間以下… 20%/12%(24%/15%)
6時間 … 9%/ 4%(12%/ 8%)
7時間 … 2%/ 4%(11%/ 9%)
8時間以上… 69%/80%(53%/68%)
※秋の時点での学力レベル別に見たもの
上位:偏差値 57.5以上
中位:偏差値 45.0~57.4
下位:偏差値 44.9以下
◆無理をして勉強時間を増やさない
冬休みは、共通テスト本番まで残り1 ヶ月ほどになり、いよいよ入試が間近になってくる時期。
夏休みの勉強時間と比較すると、どの学力レベル帯でも「8時間以上」の割合が増えています。
しかし、冬休みだから、直前期だからといって、睡眠時間を削るなど無理をして勉強時間を増やした結果、体調を崩してしまっては大変です。
むやみに勉強時間を増やすことなく、引き続き入試に向けての学習を続けましょう。
◆冬休みから入試直前期の学習で大切なこと
冬休みから入試直前期の学習で大切なことは、入試本番で最大限力を発揮するための実戦力を磨くこと。時間配分を意識して過去問を繰り返し解くなど、最終調整を行いましょう。
ただし、入試直前期でも必要なときには基礎事項を確認するなど、試験場には確実な知識を持っていくようにしましょう。
また、冬休みは、入試本番までにまとまった勉強時間が取れる最後のチャンス。
【Kei-Net 特派員の声…冬休みの過ごし方】
現役大学生の「Kei-Net 特派員」へのアンケート結果から、特派員のナマの声をお伝えします。
Kei-Net ホームページにも、たくさんの「声」を掲載していますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。
https://www.keinet.ne.jp/toku/advice/
【Q】冬休みの過ごし方で気をつけていたことを教えてください。
▼S.S.特派員(東京医科歯科大 歯 歯 4年)
年末年始もやる気があれば勉強しました。ただし元旦など、楽しむところは楽しんで、夕方から勉強を始めるなどしていました。受験は家族のサポートも必要になってくると思うので、協力してもらっている場合は感謝の気持ちを伝えると、お互いが気持ちよく過ごせて良いと思います。
▼しろくま特派員(東京農工大 農 環境資源科 1年)
生活リズムを一定に保つことを第一に考えていました。起床時間や就寝時間を常に一定に保つことで、パフォーマンスを落とさないようにしていました。冬期講習のコマも無理のないように選択して、自分の時間を圧迫しないように細心の注意を払っていました。
▼utopia特派員(法政大 文 哲 4年)
焦りや学習のストレスからイライラしやすくなるので、物や人に当たらないように気をつけていました。それぞれ自分なりのストレス解消法があると思いますが、私の場合は漫画を読んだり、音楽を聴いたりすることで気を紛らわせていました。
▼まめ特派員(立教大 コミュニティ福祉 コミュニティ政策 1年)
自分のペースで、いつも通りの生活をする。これに尽きると思います。焦って夜遅くまで勉強しても何も身につかないので、睡眠時間をとって、ご飯もしっかり食べて、普段通りの生活をすることが体の健康、さらには心の健康にもつながります。ぜひ、いつもどおりの生活をこころがけてください。
▼C.G.特派員(京都大 農 資源生物科 2年)
体調だけは万全に整えてください。私は本番前にコロナになってとても苦しい思いをしました。
手洗いうがいをサボっていたのが原因だと思います。体調管理を怠ると本当に痛い目を見ます。ベストコンディションで本番を迎えられるようにしていきましょう。
【勇気の出ることば…受験生に贈る珠玉の名言】
大学受験に挑むあなたに、勇気の出ることばを贈ります。
やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。
マーガレット・ミッチェル(アメリカ・作家)