2024.10.23
面接対策

今回は、小論文同様に受験対策がしづらいといわれる「面接」についてご紹介します。こちらも事前にしっかり対策しておきましょう。
◆面接とは
面接試験は、書類や筆記テストなどでは判断ができない人物像や能力・意欲などを、実際に会って見極める試験です。
面接のスタイルは、面接官と受験生が1対1、多対1、1対多、多対多などさまざまです。受験生同士でディベート(討論)をすることもあります。
志望動機・併願校・高校生活・趣味・性格・自己PR・将来の希望などが基本的な質問項目。これらはスラスラと答えられるよう、あらかじめ答えを用意しておきたいですね。
ただし、予想していなかったことを聞かれてしどろもどろにならないように、柔軟に構えておくことも必要です。わかる範囲で「誠実」に答えましょう。
◆面接対策
学校の先生や家族に面接官になってもらい、模擬面接を受けてみましょう。自分では気づかない「癖」が見つかるかもしれません。試験会場への入室から着席、お辞儀の仕方などの基本動作も、何度も練習しましょう。
また、小論文と同様に、時事問題や社会問題への関心を持ち、自分なりの意見が言えるようにしておくことも重要です。
ディベートでは、自分の意見を述べるだけでなく、他人の意見を聞く態度も重要になります。
【Kei-Net 特派員の声…面接対策】
現役大学生の「Kei-Net 特派員」へのアンケート結果から、特派員のナマの声をお伝えします。
Kei-Net ホームページにも、たくさんの「声」を掲載していますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。
【Q】面接対策について、アドバイスをお願いします。
▼なると特派員(東北大 歯 1年)
何回でも家族や先生に練習をお願いしました。面接では決まったことを言わないように、毎回回答を少しずつ変えて、決して暗記しないように工夫していました。
▼ぱるるん特派員(日本体育大 保健医療 救急医療 1年)
自分の面接練習を動画に残して、それを見て自分のダメな所を見つけ、改善することを繰り返していた。これを続けることで上達でき、自信にもつながるため、面接本番で過度な緊張をせず挑めるようになる。
志望動機をアピールするために、オープンキャンパスの話題をまとめて話すようにしていた。
▼はな特派員(浜松医科大 医 看護 1年)
自分がどうしてその学部で学びたいのかを明確にしておくべきだと感じました。想定問答集を作るときは、文を作るのではなく言いたいことを箇条書きにしておくと丸暗記にならないので、面接ですらすらと言うことができると思います。
▼ネイピア数特派員(京都大 理 理 1年)
ありのままの自分を表現するべきです。そのために自己分析をしてみましょう。これまで自分のやってきたことを振り返ったり、自分の様子を他人に尋ねてみたりするとより詳しく分かると思います。
▼玉子特派員(神戸大 医 保健学科 1年)
予備校の先生などに面接練習を何回か頼むべき。綺麗事を言おうとせず、自分の言葉で話す。
志望理由などは事前に考えた文章を覚えようとしない。覚えても忘れるので、言いたいことを自分の中にイメージで持っておく。
【勇気の出ることば…受験生に贈る珠玉の名言】
大学受験に挑むあなたに、勇気の出ることばを贈ります。
確信を持つこと、いや確信を持っているかのように行動せよ。
そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる。ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(フランス・画家)