2024.08.10
災害時の行動の大切さ~私の祖父は岩手県大槌町で被災しました

私の祖父は、岩手県上閉伊郡大槌町(以前「風の電話」という映画で話題になりました撮影場所です。)に住んでおりました。2011 年 3 月 11 日の東日本大震災に被災しました。
叔母は、津波に飲み込まれてしまい、亡くなっています。寒い時期でしたので、洋服や毛布を取りに戻ってしまったために、津波の被害にあってしまいました。大槌町は、地震に、津波に、火災に、本当にひどい状態でした。
私にできることは、物資を支援することくらいです。ガソリンをタンクに積んで持って行き(本当はいけないことですが。)、食料品を大量に持って行きました。2011 年 5 月のことです。
写真は、その時の写真です。
私自身、これだけショックを受けたことは今までの人生でありません。
小さい頃みんなで魚釣りをした堤防がないんです。
小さい頃みんなで遊んだ公園がないんです。
小さい頃みんなで乗った電車(JR 山田線)がないんです。
こんな状態でも、笑顔で頑張っている大槌町の方たちを見て、
「自分は全然頑張っていない。まだまだ、頑張れる。」
と思いました。
そして、学校がない子どもたちの姿を見て、
自分で頑張ることを見つけることができる子どもたちを育てないといけない。
自分で勉強できる子どもたちを育てないといけない。
という、使命感にかられました。
その、思いが詰まった学習塾が阿部塾です。
全力を尽くして指導してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします!!